コスト削減の第1歩

まず第1に取組むべきは、費用のパレート図作成です。どの費用がどれだけ要しているかをグラフで可視化します。直接材と間接材に分けて可視化します。20対80の法則、というのがありますが、20の費用項目で80の費用額を占めるといったことがわかったりします。

直接材と間接材の違いについて記載します。
直接材/サービス

 売上/製品に直接的に貢献する品目/サービス。材料、部品、外注委託費、ロイヤルティなど

間接材/サービス

 売上/製品に間接的に貢献する品目/サービス。補助材料、工具、消耗品、事務所清掃費、会費など

上記のうち、初めに取組むべき対象は、「間接材×金額が大」とします。削減するときの効果が大きく、かつ削減の余地が大きい可能性が高いからです。

コスト削減にはまず直接材と間接材でコスト構造の可視化をしてみることをオススメします。案外企業の内部では行われていなかったりします。